弾塑性News【2003.03】


◆2003.03.07◆

3月5日(水)に鳥取大学工学部において,「日本機械学会中国四国学生会・第33回学生員卒業研究発表講演会」が開催され,本研究室からは4件の卒業研究発表を行いました.発表の題目は以下に示す通りです.

■ 「高精度・低精度解析モデルの組み合わせによる板材成形条件の最適化」の発表
(浅野勇一)
■ 「鋼板の繰返し塑性変形挙動の実験観察とそのモデル化」の発表
(中井大輔)
■ 「軟鋼板の二軸塑性変形挙動の実験観察とそのモデル化」の発表
(倉光徹)
■ 「軟鋼の繰返し荷重下におけるリューダース帯の伝播挙動」の発表
(山本茂雄)
■ 3月5日夜に開催された懇親会の様子.

【祝】優秀発表賞受賞
この卒業研究発表講演会では,各会場毎に優秀発表賞の選考が行われ,本研究室では浅野勇一・山本茂雄の二名が優秀発表賞を受賞しました.
優秀発表賞受賞

卒業研究発表講演が行われる前に,短い時間でしたが鳥取砂丘を訪れました.

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◆2003.03.07◆

3月6日(木)に鳥取大学工学部において,「日本機械学会中国四国支部第41期総会・講演会」が開催され,本研究室からは下記2件の研究発表を行いました.

■ 「テンションレベラによる板矯正過程の数値解析とその実験観察」の発表
(藤本正純)
■ 「多孔質積層板の塑性変形挙動と成形性」の発表
(藤原一彦)

◆2003.03.07◆

3月7日(金)に広島テクノプラザで開催された「広島中央サイエンスパーク研究公開フォーラム」において,産科研プロジェクト「自動車軽量化を目的とした難成形材の半凝固・塑性加工法の開発とその最適プロセス設計の研究」についての研究紹介およびパネル展示を行いました.


◆2003.03.15◆

3月13(木)・14日(金)に日本塑性加工学会・中国四国支部新鋭部会体験講習会(小刀作りによる鍛錬加工の体験講習)が開催され,刀匠の指導による小刀製作,および和鋼博物館と日立金属(株)安来工場の見学が行われました.本研究室からは教官・学生合計5名が参加しました.

▼小刀製作の様子(広島県庄原市・国営備北公園内の工房にて).

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小刀作りを指導していただいた久保井刀匠
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刀匠による鍛錬作業の実演.
[左] ふいごで火をおこし,小刀の地金(軟鉄)を焼く.
[右] 赤熱した地金を縦に割る.この後,この割れ目に刃金(鋼)を挟んで地金・刃金を接合し,鍛伸してゆく.
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刀匠の指導のもと,わずかながら鍛錬作業を体験.
時間の都合上,鍛錬作業を全て行うことは困難なため,予め鍛錬と荒削りをすませた材料を用いて各自一本の小刀を仕上げることとなる.
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まずはやすりやグラインダーで形状を整える.
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[左] 次に水焼入れを行う.赤熱した材料の色で焼入れ温度を判断するため,焼入れ作業時は電気を消し,暗幕を引く.写真は焼入れの瞬間.
[右] その後,焼入れ時に反りを生じた刃を叩いて矯正する.写真は矯正作業実演中の刀匠.
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仕上げ研削を行い,柄に紐を巻き,最後に刃を研いで銘を入れ,完成.

▼和鋼博物館および日立金属(株)安来工場の見学(島根県安来市).

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[左] 和鋼博物館.たたら製鉄の歴史,日本刀などについて見学.
[右] 日立金属(株)安来工場.熱間圧延工程,4000tプレスによる熱間自由鍛造工程などを見学.

◆2003.03.24◆

3月23日(日),東広島運動公園体育館において平成14年度広島大学卒業・修了式が行われ,その後,東広島平安閣にて平成14年度広島大学工学部第一類卒業祝賀会が開催されました.さらに,同日夜には次郎丸において弾塑性工学研究室の卒業記念パーティーが開かれました.
当研究室の卒業・修了生は11名(学士7,修士4)でした.


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平成14年度広島大学工学部第一類卒業祝賀会での記念撮影


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