12月8日(水)に大阪工業大学工学部において「日本塑性加工学会関西支部 第6回塑性加工基礎講座 −プレス成形性試験の基礎と実習−」が開催され,金属板材のプレス成形性試験について講義と実習が行われました.本研究室からは上森助手と学生1名が参加しました.
▲会場となった大阪工業大学工学部 |
▲講義風景 左・中は板材成形に関する基礎理論解説(大阪工業大学 仲町英治先生)と板材成形シミュレーションの紹介,右は板材成形性試験法の解説(大阪産業大学 大畑富相先生). |
▲実習風景 左は深絞り試験のセッティング,中はエリクセン試験によって半球状に張出されて亀裂が生じた板材,および深絞り試験によってカップ状に成形された板材,右は実験データの整理の様子. |
12月13日(月)に機械振興会館(東京)において「日本塑性加工学会高張力鋼板研究委員会 第1回公開セミナー」が開催され,本研究室からは吉田教授,上森助手と学生2名が参加しました.このセミナーにおいて吉田教授による講演「スプリングバック解析の現状と課題」が行われました.
▲セミナー会場:機械振興会館 |
▲セミナーの様子(1) 左:「最近の自動車用高強度鋼板の特徴と適用状況 (JFEスチール 山崎雄司氏)」 右:「高強度鋼板による軽量化とプレス成形の課題 (トヨタ自動車 佐藤章仁氏)」 |
▲セミナーの様子(2) 左:「高張力鋼板の材料特性−降伏曲面,SD効果,バウシンガー効果 (東京農工大学 桑原利彦教授)」 右:「スプリングバック解析の現状と課題 (広島大学 吉田総仁教授)」. |
▲セミナーの様子(3) |
12月16日(木)付けの日刊工業新聞にて産科研プロジェクト「自動車軽量化を目的とした難成形材の半凝固・塑性加工法の開発とその最適プロセス設計の研究(プロジェクトリーダー:吉田教授)」の研究内容の一部が紹介されました.
12月17日(金)に香川大学工学部にて「日本塑性加工学会中国四国支部・第5回学生研究発表会」が開催され,本研究室からは以下に示す3件の研究発表を行いました.
「局所加熱を伴う薄板のインクリメンタルフォーミング」の発表 (木村新太郎, B4) |
|
「高張力鋼板の二軸塑性変形挙動の実験観察」の発表 (倉光徹, M2) |
|
「軟鋼板の曲げにおける不均一塑性変形挙動の数値シミュレーション」の発表 (後藤良孝, M1) |
|
学生研究発表会の様子.今回は発表件数も多く(計17件)盛況でした. | |
研究発表会終了後の懇親会の様子.乾杯の挨拶は大森正信先生. |
12月23日(木)に本研究室の中間発表が行われ,各学生の研究進捗状況と今後の課題等が報告されました.今年の研究室公式ゼミはこれで終了です.また,同日夜には「次郎丸」にて研究室忘年会が開催されました.
中間発表会の様子.