弾塑性News【2005.05】

広島大学にも若葉薫る季節の到来です．

5月14日(土)にコットンクラブ(東広島市)にて共同研究者である中哲夫先生(弓削商船高専)ご昇進お祝い会が行われました．中先生ご昇進おめでとうございます．

5月20日(金)〜22日(日)に仙台市市民会館にて「日本材料学会第54期学術講演会」が開催されました．本研究室として以下に示す1件の研究発表を行いました．

• 980MPa級高張力鋼板の非比例負荷塑性変形挙動の実験観察とそのモデル化
  (上森武, 倉光徹, 市丸隆志, 中哲夫, 日野隆太郎, 吉田総仁)

学会会場となった仙台市市民会館．

また，学会後に青葉山等いくつかの名所旧跡を巡りました．
左から青葉山公園，伊達家の居城青葉城跡にある「伊達政宗騎馬像」，そして青葉城跡の石垣． 左から青葉城跡からの仙台市風景，東北大学キャンパス，そして仙台といえばコレ，牛タンです．

5月25日(水)〜27日(金)に新潟県県央地域地場産業振興センター(三条市)において「平成17年度(第36回)塑性加工春季講演会(主催:日本塑性加工学会)」が開催されました．この学会における本研究室関連の研究発表は下記の5件です．

• 980MPa級高張力鋼板の非比例負荷塑性変形挙動の実験観察
  (倉光徹, 市丸隆志, 上森武, 日野隆太郎, 中哲夫, 吉田総仁)
• AZ31板の降伏曲面におよぼす板厚の影響
  (中哲夫, 廣中智久, 高津正秀, 東健司, 上森武, 吉田総仁)
• ドロービードの最適化によるSレイル成形品のねじれの抑制
  (安部重毅, 吉田総仁, 日野隆太郎)
• 局所加熱を伴うインクリメンタルフォーミングによる軽量板材成形
  (日野隆太郎, 木村新太郎, 中哲夫, 吉田総仁)
• 鋼板の調質圧延における不均一塑性変形のFEMシミュレーション
  (山本茂雄, 金田佑也, 吉田総仁)

	「980MPa級高張力鋼板の非比例負荷塑性変形挙動の実験観察」の発表 (倉光徹(本研究室OB, 日産自動車))
	「AZ31板の降伏曲面におよぼす板厚の影響」の発表 (中哲夫(弓削商船高専))
	「ドロービードの最適化によるSレイル成形品のねじれの抑制」の発表 (安部重毅(広島産科研))
	「局所加熱を伴うインクリメンタルフォーミングによる軽量板材成形」の発表 (日野隆太郎)
	「鋼板の調質圧延における不均一塑性変形のFEMシミュレーション」の発表 (吉田総仁)

左は学会会場となった新潟県県央地域地場産業振興センター．右は26日の懇親会にて販売された新潟のお酒「越州」．

【祝】会田技術賞受賞

本研究室の吉田教授が日本塑性加工学会・会田技術賞を受賞し，受賞記念講演「材料の塑性挙動のモデリングと加工／構造解析への応用」がありました．