弾塑性News【2008.03】
◆2008.03.07◆
3月6日(木)に近畿大学工学部(東広島市)において,「日本機械学会中国四国学生会・第38回学生員卒業研究発表講演会」が開催され,本研究室関係では以下に示す10件の卒業研究発表が行われました.これら10件の発表のうち,本研究室の学部4年生による発表は下記リスト最初の8件です.(他の2件は共同で研究を行っている近畿大学工学部および広島商船高専の学生による発表です.)
- FCC金属材料の弾塑性変形挙動解析
(長谷川拓郎, 北山功志郎, 上森武, 吉田総仁)
- 種々の強化機構を持つ590MPa級高張力鋼板の弾塑性変形挙動実験観察
(今井裕明, 三登悠司, 上森武, 濱崎洋, 中哲夫, 吉田総仁)
- 傾斜機能特性を有するTiNi形状記憶合金ワイヤの作製 (第2報:押出し加工を施したTiNiワイヤの変態特性)
(新谷研一, 大角拓矢, 松井良介, 京極秀樹, 吉田総仁)
- 最適化による多段深絞り加工の工程設計
(廣岡俊哉, 日野隆太郎, 吉田総仁, Vassili V.Toropov)
- 厚板テンションレベリングにおける残留たわみに及ぼすロール変形の影響
(河角知美, 志垣征聡, 日野隆太郎, 吉田総仁, Vassili V.Toropov)
- 熱間プレス鋼板の高温塑性変形特性と曲げ成形実験
(田中武士, 山内亮太, 濱崎洋, 日野隆太郎, 吉田総仁)
- βチタン合金の高温塑性変形の有限要素シミュレーション
(山村道雄, 山内亮太, 王霄騰, 濱崎洋, 吉田総仁)
- プレス用鋼板の応力経路変化における弾塑性変形挙動実験観察
(澄川智史, 三登悠司, 上森武, 日野隆太郎, 中哲夫, 吉田総仁)
- 傾斜機能特性を有するTiNi形状記憶合金ワイヤの作製 (第1報:TiNi焼結体の微視的構造と変態特性)
(大角拓矢, 新谷研一, 松井良介, 京極秀樹, 吉田総仁)
- 異種金属接着板の曲げ加工
(森茂弥, 瀧口三千弘, 吉田哲哉, 舟木弥夫, 吉田総仁)
▲会場の近畿大学工学部.
▲日本機械学会中国四国学生会・第38回学生員卒業研究発表講演会における発表の様子.
▲3月6日夕方に開催された懇親会の様子.
【祝】優秀発表賞受賞
卒業研究発表講演会では,各会場毎に優秀発表賞の選考が行われますが,今年度は本研究室では新谷研一,田中武士の2名が優秀発表賞を受賞しました.
◆2008.03.08◆
3月6日に引き続いて,7日(金)には近畿大学工学部(東広島市)において「日本機械学会中国四国支部第46期総会・講演会」が開催され,本研究室関係では以下に示す9件の卒業研究発表が行われました.9件のうち,本研究室の大学院生による発表は下記リスト最初の7件です.(他の2件は共同で研究を行っている弓削商船高専の学生による発表です.)
- 高張力鋼板の応力経路変化における応力―ひずみ応答の実験観察とそのモデル化
(三登悠司, 上森武, 濱崎洋, 日野隆太郎, 中哲夫, 吉田総仁)
- 結晶塑性理論によるBCC金属の解析的降伏曲面予測
(北山功志郎, 小川耕平, 三登悠司, 濱崎洋, 上森武, 吉田総仁)
- 多軸予変形を受けたオーステナイト系ステンレス鋼板の応力ひずみ関係
(小川耕平, 三登悠司, 上森武, 日野隆太郎, 中哲夫, 吉田総仁)
- β型チタン合金Ti-20V-4Al-1Snの高温塑性変形挙動とそのモデル化
(山内亮太, 王霄騰, 濱崎洋, 吉田総仁, 長島啓介, 前田尚志)
- 多孔質積層板の基礎的変形挙動とその数値解析
(平林健司, 日野隆太郎, 上森武, 吉田総仁)
- 確率的最適化手法によるテンションレベリング板矯正加工のロバスト工程設計
(志垣征聡, 濱崎洋, 日野隆太郎, 吉田総仁, Vassili V.Toropov)
- 非比例変形における破断を考慮した板材成形条件の最適化
(平原篤, 濱崎洋, 日野隆太郎, 吉田総仁, Vassili V.Toropov)
- 高張力鋼板の引張り曲げ成形限界の解析的予測
(黒瀬隆宣, 原田康平, 中哲夫, 上森武, 日野隆太郎, 吉田総仁)
- AZ31 Mg合金板の温間非比例成形限界予測
(片平卓志, 植川陽介, 中哲夫, 上森武, 日野隆太郎, 吉田総仁, 高津正秀, 東健司)
▲日本機械学会中国四国支部第46期総会・講演会における発表の様子.
◆2008.03.10◆
3月10日(月)に第10回VBL院生研究報告会が開かれました.当研究室からM1学生が参加して以下の発表を行いました.
- 応力誘起変態を伴うオーステナイト系ステンレス鋼板の弾塑性挙動実験観察とそのモデル化
(小川耕平)
- 軽量Al-Mg合金の高温変形挙動の観察・モデル化と局所加熱インクリメンタルフォーミング解析への応用
(永石尚昭)
▲研究発表会の様子.
◆2008.03.12◆
3月11日(火),広島大学工学部において,日本塑性加工学会中国四国支部平成19年度技術研究会・同新鋭部会体験講習会「結晶塑性解析」が開催されました.結晶塑性解析に関する2件の講演が行われ,うち1件は本研究室の上森武助教による講演でした.本研究室の学生を含め,20名の参加者がありました.
▲「結晶塑性解析」講演の様子.
左:井上博史先生(大阪府立大学),「結晶方位分布関数による金属板材の塑性異方性解析」
右:上森武先生(広島大学),「結晶塑性解析による繰返し弾塑性変形挙動解析とその応用」
◆2008.03.15◆
今年度も終わりに近づいてきましたので,毎年恒例となりました来年度の新4年生(現3年生)向けの研究生活紹介を掲載しました.このページ上部の期間限定メニューをご覧ください.
◆2008.03.21◆
3月19日(水),慶應義塾大学理工学部にて日本材料学会塑性力学分科会主催「GN転位−結晶塑性解析における最近の話題」が開催され,本研究室からは1名の教員が参加しました.
▲講演の様子.
◆2008.03.25◆
【祝】卒業式
3月23日(日),東広島運動公園にて平成19年度広島大学卒業・修了式が行われ,本研究室の学部4年生・修士2年生も晴れて卒業・修了の日を迎えました.
卒業・修了式の後,平和記念公園内の広島国際会議場にて工学部第1類・機械システム工学専攻の卒業・修了祝賀会が開催され,さらにその夜には西条の「ごち兵衛」にて研究室主催の祝賀会が開催されました.卒業・修了式の当日に東広島・広島間を往復するのは2002年3月以来,6年ぶり2度目です.
▲広島国際会議場での卒業・修了祝賀会の様子.
▲研究室主催の祝賀会の様子.
◆2008.03.29◆
3月26日(水)〜28日(金)に武蔵工業大学(東京都)において「日本鉄鋼協会・第155回春季講演大会」が開催されました.本研究室からは教員1名,大学院生1名が参加して下記2件の発表を行いました.
- 鋼板のマクロ弾塑性挙動とそのマクロ・メゾモデリング
(吉田総仁, 上森武, 北山功志郎)
- β型チタン合金Ti-20V-4Al-1Snの高温降伏点現象とそのモデル化
(王霄騰, 山内亮太, 濱崎洋, 吉田総仁, 長島啓介, 前田尚志)
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